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猫の飼い方一覧

子猫を迎えるにあたっての準備は?

猫は環境の変化に弱い生き物です。そして縄張りを大事にします。
もっとも大事な事は、“かまいすぎない”と言う事です。
猫ちゃんが我が家にやってきて、飼い主様達は喜びで一杯でついつい撫でたり、抱っこしたりしたくなるものです。
しかし、猫ちゃんにとったら迷惑でしかありません。
環境が変わった直後は不安で一杯。
最低でも、猫ちゃんお迎え後、3,4日、出来れば1週間は静かに見守ってあげましょう。
猫ちゃんを迎えるにあたり、どのような準備をしたら良いか記載致します。


猫はどういった場所を好むのか?
猫と言う動物は、狭くて暗い場所を寝床として好みます。
これは野生のなごりで、外敵から身を守る為の本能です。
もっとも簡単な猫小屋の作り方と致しまして、ダンボールを利用する方法があります。
適度な大きさのダンボールを組み立てて、出入り口用に10センチ×10センチ程度の穴を開けて、用意して下さい。
中に保温性のある毛布など敷いてあげると、喜んで“自分の部屋”にしてくれます。
特に、お迎え直後の不安な時期は、ダンボール部屋の中で過ごす時間が、もっとも安心出来る時間となります。
冬場などは、ペットヒーターなど利用すると良いです。
飼育用品を揃えるお金に余裕があるのであれば、キャットケージを用意した方が、より猫ちゃんが安心出来ます。
キャットケージの中を完全なる猫の縄張りとして、“ここなら安心”と言うスペースを与えてあげるのです。
キャットケージの中に、暗くて狭いダンボール部屋を寝床として用意してあげれば、より安心出来るはずです。

室温は何度位が適温なのか?
目安と致しましては、“人間が暑い位の室温”が子猫にとって適温です。
猫種にもよりますが、28度位が良いかと思います。
※ペルシャやエキゾチックなどは若干低い方がよいかも知れません。
ここで注意しなければならないのは、暖気は天上にたまり、冷気は床にたまります。
冬場、人間が暑いと思っても、子猫の生活する床付近は寒かったりしますし、
真夏などは冷やす過ぎていないつもりでも、床付近には思っている以上に冷気がたまっていたりします。

猫ちゃんを迎える前に揃えておくものは?
最低限必要なものは、下記の4つです。
・フード
・食器2個(フード用、水用)
・トイレ
・トイレの砂
フードに関しては、今まで与えていたフードを与えて下さい。
トイレの砂も、今まで使用していたタイプの砂を用意して、臭い付きの砂を少し分けて頂き、新しい砂の上に振りかけて下さい。


子猫を迎えるにあたり、最低限上記の事を守って下さい。

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